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ゾーさんブログ

仕事、転職、子育て、子どもの難病(胆道閉鎖症)について書いています。

求人情報はたくさんあります。

私が転職を検討した当時は周りから『コネを使わないといい条件の転職先は見つからない。』と多くのネガティブな意見がありました。

なので私の場合は1社目が会社が潰れかけたので、次は先のある会社なら給料が安くなっても全然いいや、ぐらいで期待していませんでした。

 

しかしカウンセラーから頂いた求人情報は希望する条件のものばかり!当時本当にびっくりしたことを記憶しています。某転職サイトの扱い量は80,000件とのこと。

 

ちなみに私は2回転職し3社経験しています。ざっくり会社の規模でいうと、、、

1社目:売上金額 2,000億円/年 従業員数 2,000名

2社目:売上金額 8,000億円/年 従業員数 20,000名

3社目:売上金額 1兆5,000億円/年 従業員数 30,000名

周りからもよく言われるのですが、転職先は会社の規模・安定にこだわっていた私にとっては本当に良い転職ができたなと思っております。

 

繰り返しますが求人情報はたくさんあります。不景気になると減少しますが、人手不足といわれている昨今の状況はこの先も継続するので激減することは、よっぽど考えにくいと思われます。

 

自分の希望する条件を優先順位をつけて明確にしてみてはいかがでしょうか?年収、会社の将来性、仕事内容等。それをカウンセラーに相談して、そして求人情報に沢山触れていただければと思っています。

 

またこれは私の経験したことですが、勤務地は重要なので慎重に検討してください。20代の時はどこでもいいと思っていましたが、子どもが生まれた際、家族が近くにいれば助かるなと思いました。人生には家族のありがたみがわかる節目が多々あるので条件の中で勤務地の優先順位を上げられることをおススメします。

 

転職を考えられている方。皆様のニーズにある求人情報はきっと見つかるはずです。前向きになって転職サイトにご登録していただければ幸甚に存じます。

 

以上

安定した会社を選んだのにこんなはずじゃなかった。。。1社目の退職理由

私は新卒で入社した1社目の退職について書きます。

1社目の会社は入社当初、従業員数2,000名、売上金額2,000億円の東証一部上場のメーカーでした。上を見たらきりがないですが、内定をもらった時はある程度安定した良い会社に入ったなと思い、周囲に少し自慢をしていました。将来は幹部候補生として育てていくと当時の人事部の方から説明を受け、一生ここで働いていくぞと強く決意していました。

しかし入社5年目にして会社の業績が思いっきり悪くなり、将来にかなりの不安があったので退職することを選びました。

本日は退職をするに至った経緯を紹介します。

業績が悪い会社にお勤めの方に少しでも参考になれば幸いです。

 

【退職するに至った経緯】

 

1.実現する見込みのない計画を作らされた。

当時この会社も他に漏れずリーマンショックの影響をもろに受け、生産量は激減。私は当時調達業務を担当していたので、仕事はめちゃくちゃ暇になりました。会社は一時帰休という制度を実施し、月2回は会社が休みとなっておりました。一時帰休とは、企業が不況による業績悪化などの理由で操業短縮を行うにあたり、労働者を在籍のまま一時的に休業させる制度です。この当時20代の私はまだ『会社が休みになってラッキー』ぐらいにしか思っておりませんでした。

しかし時間が経過するにつれ調達購入計画の見直しの指示が多くなってきました。どんどんピッチが短くなってくるし、今までなかった営業部門と直接話をして計画を作るという仕事も出てきました。さすがに不思議に思って上司に理由を聞くと『今後の融資にかかわる銀行に対しての説明資料だ。』との説明がありました。この時初めて『うちの会社ヤバい。。。』と気づきました。

そして計画見直しの佳境を迎えたころ、部長から直接修正の指示がありました。その修正内容を例えると、『1リッターのガソリン140円を50円で購入する』みたいな指示でした。さすがに『こんなことできませんよ』と反論しましたが、『いいから書け』と。

『銀行を騙す資料を書けってことか』と絶望しました。

 

2.経理の同期の情報

こんな時期にたまたま同期が経理部門に異動しました。そいつとは普段から良くしゃべっていたので、会社の状況を聞くことが出来ました。そいつからは『会社は本当にヤバい。そろそろ債務超過になる。一部の銀行はこれ以上の融資を止めてきた。メインバンクも明確な事業再建計画を出さなければ融資できないと言っている』という情報を聞きました。これで確信に変わりました。この同期と『一刻も早くこの会社から去ろう』と話したことを記憶しています。ちなみにこの同期も私も早い段階で転職しました。

 

3.会社を良くしようとする雰囲気が無い。

 誰もが楽な仕事をしたいと思うのは当然ですが、この会社の特に管理職連中は本当に酷かったです。そもそも会社の状況を把握していません。というのも、私が辞めるときに課長クラスの方から『うちの会社ってどんだけヤバいの??』って聞いてくるぐらいですからね。会社の状況が悪いって分かってないから、そもそも良くしようって思わないのでしょう。

またこの方々は、なんでも人のせいにする癖がありました。新たな仕事が降りかかろうものなら難癖つけて受けなかったり、特に私の上司は新人の私に無茶ぶりしてきました。管理職だけでの会議でも一人私だけ入社1年目みたいな。。。その上司がいつも言っていたのは『勉強の意味でこの仕事やって』と。最初は何も分からない私は素直に仕事受けてました。しかし全く相談にも乗ってくれないことに気づき、以後この言葉を聞くたびに『いや、、、お前がやりたくないだけだろ!!』って心の中で叫んでました。(ここは愚痴っぽくなってしまい、すいません。)

 今でもハッキリ覚えている会社のヤバくなって経営者が出した唯一の方針は『昼休み中は電気を切ろう』。。。この会社に未来はありませんでした。

 

3つの転職理由をお伝えしましたが、この会社は結局倒産はしなかったものの公的機関による管理下におかれ事業再生を行い今でも存続していますが、現在でも給料は下がったままと聞いております。

 

【今働かれているサラリーマンの方にお伝えしたいこと】

経理部門に知り合いを作っておかれることをおススメします。正確な会社の財務状況を聞けるようにし、すばやく転職に踏み切れる環境を整えましょう。

②方針の会社に未来はありません。またその方針が的を得ていないと意味がありません。ご自身の経験からその方針が本当に正しいものなのか冷静に判断してください。

③自分一人で頑張ったとしても、周りに会社を良くする雰囲気が無ければ何もうまくいきません。なぜなら聞く耳がない、理解しようとするつもりがないから。結果が出たとしてもそれは誰かが自分の手柄の様に扱うか、逆に出る杭は打たれます。

 

頑張ることは良いことですが、頑張り過ぎず冷静な気持ちを持ち、今の状況が未来の自分にとって本当に良い環境なのかご検討頂ければ幸甚に存じます。

ご参考までに。

 

以上